自己イメージが行動を決める

例え意識していなくとも、皆さんの頭の中には、何らかの自己イメージで満たされているはずです。
「ただのサラリーマン」「僕なんか」「この年齢で」といったネガティブなイメージは、無意識のうちに蔓延り、私たちの行動全般に影響を及ぼします。
何か大きな結果を出したい、自分を変えたいと強く願うのであれば、まずは自己イメージを知り、それが否定的な言葉で満たされていないか調べてみる必要があるのです。
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ポジティブに生きた方が得をする
人は誰でも「自分は〜な人間なんだ」という自己イメージを持っており、大半はコンプレックスと関係しています。
そして、それに合致する証拠を探し出し、自己イメージに合わせて行動しようという強い欲求を持っているのです。
これを自己一貫性原理と呼び、自分の言葉と行動は、自己イメージから作られているという研究結果も示されています。
例えば、体力測定で同水準の結果が出ている学生を比較した時、運動が得意と思っている学生、得意でないと思っている学生では、前者の方が優れた成績を残しやすいようです。
このことから分かるのは、何事においてもポジティブで前向きに捉えた方が得である、ということですね。
おそらく皆さんも、副業バイヤーで本当に稼げるのかなと、一度は疑いの目を向けたかもしれません。
ただそれよりも、皆が同じやり方で稼げているのだから、自分も絶対に稼げるはずだと考えた方が、結果的には上手くいきやすくなるでしょう。
掃除をしたければ家に友達を呼べ
何かをやり遂げようと考えた時、意志の力に頼ってはいけません。
意志の力は消耗品で、時間の経過とともに弱くなるからです。
では、どうすれば良いのかというと、やらざる得ない状況に自分を追い込み、強制力を持たせるという方法が効果的になります。
例えば、皆さんが部屋の掃除をやりたいと考えた時、目標も持たずに取り組んでしまうと、何となく目に見える範囲を触っただけで満足することになるでしょう。
一方、あらかじめ友達が家に来るという約束を控えていた時、ちょっとやそっとの掃除では満足しないはずです。
同じように、副業で稼ぎたいのであれば、稼がざる得ない状況に追い込んでみてください。
新車のローンを組む、家賃の高い物件に引っ越す、少し生活ランクを上げる等、こうなれば今の自分から脱却して、稼ぐ他ありません。
大事なのは、自分の意志に頼らないこと。
自分の行動を強制するために、あらかじめ過酷な状況を作っておく、敢えて追い込まれてみる、というマインドを習得してみてはいかがでしょうか。
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